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コロナや米国でデモなど不安材料が渦巻く中、相場は円安株高と堅調な推移をしています。

本日の日経新聞に、需給面の下支え要因となる記事がありましたので、ご紹介いたします。

(出典:日本経済新聞2020年6月3日朝刊16面)

米国ではMMF(運用待機資金)の残高がここ数ヶ月で積み上がっているとのデータがでています。

また、その残高は2ヶ月で1兆ドル(日本円108兆円)増加しているとのこと。

東証一部の一日の売買代金は約2兆円であり、いかに大きな金額かご認識いただけるかと思います。

おそらくもともとは株式市場等に投資をしていた資金であり、待機資金ということを考えると

相場が崩れたときのフォロー資金としてはかなりの積み上げとなっています。

個人的にはもう一段の下げ局面が控えていると思いますが、今後そのような下げ局面があるにしても、

以前よりも大幅下落の可能性が減っている、危険度が低下している相場と言えます。

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