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昨晩FOMCが終了し、FRBは0.25%の利上げを決定しました。これは市場予想通りの利上げ幅となり、相場の大きなインパクトはありませんでした。

NY市場も相場は大きく下げていたものの、引けにかけては上昇、終値はプラス転換しています。

重要だったのはパウエル議長の発言でしたが、インフレが落ち着いていることに言及しています。去年ほどの積極的な利上げが見込まれないことが再確認され、為替は若干円高に進みました。

重要なのは去年からのトレンド転換がいくつか見られていることです。昨年の相場が大きく下落した要因が、今年に入りすべて良い方向に転換する可能性があります。

悪材料 去年 今年
インフレ懸念 物価上昇止まらず 消費者物価指数が落ち着きつつある
FRBの利上げ 利上げがどこまで進むかわからない懸念 利上げ打ち止めが示唆されている
ロシアウクライナ問題 2月末に勃発、どこまでの悪影響となるかわからない 市場に対する影響が軽微であることが確認された
コロナ情勢 欧米中心に正常化へ 中国もゼロコロナへ転換し、正常化へ

これらの要因がすべて好転にむかうことが想定され、多少の悪材料が今後出てこようとも、これらの好材料が打ち消すには十分ではないかと考えています。

下記はS&P 500の日足チャートです。、去年1年間ずっと下落トレンドを形成していたS&P 500の指数は、トレンドラインを明確に上抜けし、上昇トレンド転換への兆しが見えます。

ポートフォリオ見直しのタイミングには良いと思います。ぜひご相談ください。

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