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香港ハンセン指数はここ2年ほど大きく値を下げており、PER等の指標を参照すると歴史的な割安な状況にあります。リーマン以降は15000-30000での推移となっており、ボックス圏の底近辺に滞在しているとも言えます。

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(出典:Nikkei225jpより)

悪材料もあるものの売られすぎた反動と中国本土とは違うコロナに対する政策から、押し目になっている可能性があります。

コロナ政策に関しては10月から海外からの渡航者に対する隔離を0日(ただし入国から3日間は行動制限あり)に緩和し、香港経済への好影響が期待できます。

外部要因としても米国金融政策の転換期待から、世界的な相場反転上昇にも期待しつつ、割安感から下値不安も少ないと考えられます。また、今後金利高止まり・金利低下局面に転ずれば高配当株は買われやすい傾向にあり、様々な点からこのタイミングの投資に妙味ありと考えます。

下記に個別銘柄リストを作成しました。この状況において香港の株価はまだまだ割安な状況にあり、株式の配当利回りも上昇、10%超の銘柄も数多くありますのでご参照ください。ちなみに私は2銘柄購入しました。

ソート条件

  1. 時価総額HKD 100B以上
  2. 配当利回り5%以上
English Name 中国語名 Symbol 参考価格 単元 PER PBR 配当利回り 年配当回数 時価総額(B)
CNOOC 中國海洋石油 00883.HK 9.390 1000 4.88 0.71 15.76% 2 418.82
BANKCOMM 交通銀行 03328.HK 3.890 1000 2.89 0.28 11.18% 1 136.2
CCB 中國建設銀行 00939.HK 4.180 1000 2.87 0.34 10.66% 1 1,004.94
BANK OF CHINA 中國銀行 03988.HK 2.550 1000 2.98 0.28 10.61% 1 213.24
ICBC 中國工商銀行 01398.HK 3.410 1000 2.93 0.31 10.53% 1 295.97
PING AN 中國平安保險(集團) 02318.HK 31.750 500 4.49 0.58 9.18% 2 236.46
CHINA MOBILE 中國移動 00941.HK 46.900 500 6.76 0.65 8.66% 2 1,001.92
CITIC 中國中信 00267.HK 7.130 1000 2.96 0.28 8.50% 2 207.41
CHINA OVERSEAS 中國海外發展 00688.HK 14.780 500 3.29 0.39 8.19% 2 161.77
CM BANK 招商銀行 03968.HK 26.750 500 4.74 0.72 6.97% 1 122.81
CHINA RES LAND 華潤置地 01109.HK 24.800 2000 4.46 0.64 6.81% 2 176.85

中国の銀行株中心に高配当銘柄が多く存在しますが、いくつかの銘柄は配当が年1回となっています。個人的には年2回の銘柄が良いかと思っています。結果、下記2銘柄を推奨します。資源や不動産関連はボラティリティ高く、配当目的であれば対象から外してもよいかと。

  1. PING AN
    中国の保険会社
  2. China Mobile
    中国の携帯電話会社

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