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本日はベトナムの直近の投資材料をご紹介いたします。
ベトナムは2021年第3四半期にロックダウンから抜け出した上、一貫してプラス成長を維持しています。
【ベトナム基本情報】
人口 9734万人 (2020年)、日本の約7割
面積 33万㎢、日本の約9割
首都 ハノイ
国家元首 グエン・フー・チョン国家主席
主要産業 携帯電話、機械製造業、石油、鉱業、石炭、鉄鋼、セメント、化学肥料
ガラス、タイヤ、衣料品、靴、食品加工、農林水産業他
https://goo.gl/maps/e3rf136KjRzG8a9q6
【ポイント】
ベトナムは2021年第3四半期まで経済活動停止していたものの、政府のワクチン供給により成人の91%が2回接種完了し、第4四半期からは経済活動が再開しました。2月15日に国際線再開、3月15日から観光市場の開放・正常化予定です。
この結果2021年はGDP成長率プラス2.6%となり、2022年は7%超の成長が見込まれています。
また、空港利用者は10年間で2倍程度となり、人流のみならず物流も活発になっています。実際に空港もこの数年でリニューアルされました。
更には政府によるUSD 15.3Bの景気刺激策、金利補填策、インフラ支出が、ベトナム経済の後押し材料となります。
ベトナムは世界的に見て対GDP比でFDI(海外からの直接投資企業)比率が高く、引き続き海外からの投資資金増が期待できます。
【株式市場見通し】
https://www.bloomberg.co.jp/quote/VNINDEX:IND
他国と比べ、株価は堅調な推移を続けています。
業種別では世界的なインフレから銀行業がけん引見込み、また、不動産業も活況となっています。さらには小売業も業績拡大が期待されます。
ドラゴンキャピタル社のレポートによると、2022年のベトナム1株当たり収益成長率は20%増、株価収益率は12.4倍を予想しており、これは東南アジア・中国およびインドの平均収益成長率14%増や株価収益率18倍と比べ割安な評価といえます。
更には株式市場全体の規模増がプラス材料となっています。一日の平均売買代金がはコロナ前USD 500M程度であったものの、現在ではUSD 1,500M前後に急増しています。(なお日本の東京証券取引所はUSD 17,000M)
【リスク】
ベトナム国内の状況は良好であり、株式市場にもプラスとなっています。
最大のリスク要因は外的要因であり、米国金融政策の影響は考慮すべき点です。
また、その他要因による海外からの投資資金流出はリスクとなるものの、他国と比べ強固なファンダメンタルズが下支えする点が大きいかと考えます。
ベトナム投資については魅力が多く、中長期投資先として検討すべきと考えています。
宜しくお願い致します。
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