いつもお世話になっております。
本日は日本の年金運用についての記事をご紹介致します。
GPIF:4-6月期は12兆円超の運用益、株高で過去最高-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-08-06/QEMFX0DWLU6N01
そもそもGPIFとは年金積立金管理運用独立行政法人のことで、
日本の公的年金(厚生年金・国民年金)の管理・運用を行っています。
世界一の運用資産総額を誇る機関投資家として知られています。(2019年度末時点の運用資産額は約150兆円)
運用は投資信託により運用されており、投資対象資産の配分は予め決められています。
過去は安全資産である国内債券の割合が50%以上を占めていましたが
現在では低金利環境の中、国内株式のみならず為替リスクのある外国証券の割合も大幅に増加しています。
(出典:年金積立金管理運用独立行政法人HPより)
上記ポートフォリオでの運用をしている実績として、2001年度以降の累積収益は下記のようになっています。
(出典:年金積立金管理運用独立行政法人HPより)
記事によると、4-6月期の運用益が12兆円を上回るとみられています。(運用損のときは大きく報道する傾向がありますが、今回はどうでしょうか。。。)
下落局面でリスクを落とさず中長期国際分散投資を継続している結果、過去最高の運用益を実現しました。
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