6月13日発表の米CPI(消費者物価指数)が4.0%に低下(市場予想は4.1%)、インフレの落ち着きが顕著になってきています。(下図1)
今晩のFOMCで金融政策が発表されますが、
- 今回は金利据え置き
- 次回利上げの可能性も、1回0.25%のみ
- 年内利下げ開始
というのが市場コンセンサスとなっており、実勢金利市場では織り込みが進んでいくことが想定されます。
債券投資は実勢金利が高いうちに投資をしておくことで高い利回りが確保されます。そして今、米国では利下げの見通しになっています。(下図2)
インフレ鈍化→利下げ→実勢金利低下になるのであれば、債券は今後価格上昇が起きるため、価格の安い今購入すれば、高い利回りが享受できます。
不動産と同じで、同じ家賃なら安く買った方が利回りが高い。固定金利の債券も同じです。
10年以上なかった高金利の状況が落ち着いていきそうな今こそ、債券投資ご検討ください。
図1:米CPI(消費者物価指数)、インフレ鈍化が確認できる
(出典:Investing.com)
図2:FOMC参加者による将来の金利水準見通し、将来的な利下げが見込まれている
(出典:REUTERSグラフィックス)
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