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米国株式市場は4月の下押し以降、目立った調整局面もなく上昇を続け、現在は最高値を更新しております。 個人的には過熱感から一時的な調整が入ると予想しておりましたが、結果的に読み違えてしまいました。申し訳ございません。

改めて、今後の相場展開について検討いたしました。 私の見立てでは、9月に若干の押し目を形成し、年末にかけて株価は上昇する可能性が高いと考えております。以下にその根拠を整理いたしました。

  1. 月別騰落率の傾向
    S&P500の月間騰落率を振り返ると、9月は歴史的に軟調な傾向があり、その後は上昇するケースが多く見られます。 統計的な傾向ではありますが、9月以降に相場が一段高となる可能性が示唆されます。

    (出典:nikkei225fut.jp)
  2. FRBの金融政策
    米国ヴェッセント財務長官の発言や足元の経済統計の軟調さから、利下げの可能性が高まっています。下記は今後のFOMCのスケジュールと、各回の金融政策見通しです。
    次回9月の会合では1段階利下げが予想されており、年末時点ではもう1段階の利下げも可能性があるとみられています。来年も段階的に利下げの見通し。
    基本的に利下げは株式市場に追い風となるため、今後しばらく株式市場には良い環境が続くと考えられます。

    (出典:CME Group)
  3. 運用待機資金の積み上がり
    株式市場の運用待機資金であるMMF(マネー・マーケット・ファンド)の残高が、直近で7兆ドルを突破しています。 これは仮に相場が下落した場合でも、買い支えの資金が潤沢に存在していることを意味します。 結果として下値の抵抗力が強く、下落リスクが抑えられる状況にあるといえます。

    (出典:FRED)
    余談ではありますが、このような状況は「現代貨幣理論(MMT)」とも関連し賛否両論あるものの、株式市場にとっては好材料と捉えられます。

以上を踏まえ、9月は運用資産の仕込み時期となり得ると考えております。

年末にかけての上昇を見据え、ポートフォリオの準備を進め、より良いパフォーマンスを目指していきましょう。

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