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先日、IMF世界経済見通しが更新されました。

https://www.imf.org/ja/Publications/WEO/Issues/2021/10/12/world-economic-outlook-october-2021

HPの表が見づらかったので色付けしました。(もっと見づらかったらすみません汗)

2021年予測は前回から0.1ポイント下方改定され5.9%成長予測となりました。2022年予測は4.9%成長予測と上方改定されています。

世界経済の回復基調は続いているものの、先進国での半導体等の供給不足と発展途上国でのパンデミック拡大が起因しているようです。

ユーロ圏・英国・カナダ・中南米カリブ・南アなどには大きな上方改定が見られました。一方、中国インド含むアジア諸国は下方改定されていますが、とはいえ引き続き高い成長予測を保っています。

いずれにしても、成長予測を考慮した投資行動をとることを推奨します。少なくとも日本の隣には日本の3倍以上成長する(らしい)国もありますし、欧米でも2倍超の成長率の国ばかりです。

また発展途上国と一部新興国に言えることは、パンデミックのリスクが先進国より高いと考えられるため、今は基本的に様子見でよいかと思います。米国・欧州・アジアASEAN(日本除く)でのポートフォリオ形成を推奨しています。

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2 Responses

  1. いつも参考にさせていただいております。金融は自分の職業柄、網を張っている領域ではないので、重要トピックのご紹介は助かります。

    素人的には、米国企業業績の伸長による直近の米国市場の持ち直しにはホッとしています。長期投資とはいえ、目先の動きにも一喜一憂します。
    日本は、なぜかCOVIDの死者も感染の影響も他地域よりも小さい気がします。ただ、市場としての魅力薄なので、そうしたメリットが自分の資産ポートフォリオにほとんど関係ないのは残念です。仮に日本に感染拡大の第6派があったとしても、年末年始の帰省に影響しなきゃいいや、くらいの感覚です。

    欧米中は未だパンデミックリスクがありますが(中はバブルも?)、世界の通貨流通量は増加しており、波はあっても、r>gで、鮭のようにまた市場に戻ってくるだろう、という、小並感です。もう少し余剰資産が貯まったら(2年後くらいですが・・・)、またご相談させていただきます。

    • コメントありがとうございます。官製相場は引き締めがされにくく、今後もマーケットには良い環境が続くと考えられます。今回のIMF発表も、投資の指標になると思いますので、ぜひご参考にしてください!

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