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ご存じのことかと思いますが、2月15日に日経平均株価が30,000円を突破、終値は30,084円となりました。

これは1990年8月2日以来、30年半ぶりとなります。

それを踏まえて様々な考察記事や先の見通しについての言及で賑わっていますが

個人的には下記記事が一番大切なことを教えてくれるのではと思いましたので共有いたします。

30年間の株価騰落率ランキング 上昇上位、創業者主導で磨き 下落上位はバブル後遺症重く

https://r.nikkei.com/article/DGKKZO69127160V10C21A2EN2000/?gift=g2ls5gKzLBqjA5MTA0NTIyMzCkaW5wNNkr77y5772B772N772B772E772BIO-8tO-9ge-9i–9he-9iO-9ie-9ku-9j2QB.dUbGoGBG

この記事では、30年前の日経平均30,000円の時に上場していた企業の株価騰落率を調べたものです。

これによると日経平均は30年かけて戻っている中、それを大きく上回る上昇を遂げた銘柄や、

むしろほぼほぼ価値がなくなってしまっている銘柄など、明暗がくっきり分かれました。

下記は記事に出てくる騰落上位下位10銘柄の表を、私が改変したものです。

騰落率ではなく上昇率に変え、それぞれ100万円ずつ投資をしていた場合を可視化しました

銘柄 上昇率 100万ずつ投資してたら
ニトリ 5700% 5,700万円
キーエンス 3400% 3,400万円
日本電産 2600% 2,600万円
ユニチャーム 1900% 1,900万円
HOYA 1800% 1,800万円
ピジョン 1300% 1,300万円
東エレク 1200% 1,200万円
ダイキン 1200% 1,200万円
ディスコ 1200% 1,200万円
久光薬 1100% 1,100万円
シャープ 14% 14万円
平和 12% 12万円
神戸鋼 12% 12万円
千代建 10% 10万円
東電HD 10% 10万円
日立造 9% 9万円
オリコ 6% 6万円
長谷工 5% 5万円
熊谷組 3% 3万円
三菱自 3% 3万円
合計 21,484万円

30年前のニトリにもし投資をしていたら、57倍ですからすごいことになってますね。

ただ、下落銘柄含めてもこれらの銘柄に分散投資をしていたとしても、資産は10倍以上になっているわけです。

(100万*20銘柄=2,000万円が、21,484万円)

銘柄によってはほぼ価値がなくなっているにも関わらず、です。

言わんとしたいことは、今後の日経平均が40,000円になるのか20,000円になるのかということではなく、

優良投資先をいかに選べるかということが何より重要かと思います。

個人的には株式上昇相場が続くと考えますが、その時に同じく上昇している投資商品をお持ちでしょうか。

もしかして相場が上がっても上昇期待値の低い運用をされている、ということおはありませんでしょうか。

30年前にニトリやキーエンス、日本電産等の銘柄をポートフォリオに加えることができていたのかということが大事だと思います。

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