本日の日経新聞の朝刊に、直近の世界的低金利の影響を示す記事がありましたので共有致します。
日本マネー 豪州債に集中
日本からの投資資金がオーストラリアの債券に流入しているとのことです。4~7月の買越額が前年同月比の14倍とは驚きました。
主要国では想定的に利回りが高いオーストラリアの債券が買われやすい環境が続いています。
ちなみに昨晩はFOMCが開催され、少なくとも2023年末までゼロ金利政策を維持する方針が発表されました。
FRB、23年末までゼロ金利 利上げは物価2%到達後
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63947100X10C20A9000000/
この環境があと3年は続くということ、これは「あと3年は高利回りの運用商品が手に入りづらい環境が続く」とも言えます。
この低金利の環境はもちろん我々個人投資家にも大きな影響を与えていますが、保険業界にも大きな影響を与えています。
外貨保険、金利低下が直撃 保険料上げ・利率下げ相次ぐ
保険料25%引き上げや返戻率引き下げなど、保険会社・契約者ともに厳しい環境となっています。
利回りは大きく下がり、貯蓄機能・運用益の期待資産としてはあまり意味をなさなくなってきました。
「保険は早めに入れ」と良く言いますが、今では早く入ったから良いということはなさそうです。期間のレバレッジは取れますが。
この環境下、今こそ国際分散投資かと思います。
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